クロサワ楽器店
カタログ・雑誌広告
アートディレクション・デザイン・撮影・コピーライティング
【バイオリンカタログ・雑誌広告】
1957年創業で日本最大級でギター、ベース、管楽器、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器等を販売する楽器専門店「クロサワ楽器」を展開する黒澤楽器店の弦楽器専門店「クロサワバイオリン」の総合カタログと、全店舗展開用の雑誌広告をデザインしました。弦楽器のカタログは撮影ディレクションも担当し、何年も使用し続けられるよう、時代に流されないシンプルで普遍的なデザインにしています。
商品ページはシンプルに見やすく配置し、イメージページはダイナミックなトリミングでレイアウトすることで、静と動のコントラストを意識し、弦楽器が持つ気品と荘厳なイメージを表現しています。広告に関しても、商品のランクに合わせて上品さや、最高級の商品が醸し出す格、重厚感を重視し、広告に必要なインパクトを出しています。
弦楽器の総合カタログは、とても見やすくわかりやすいと好評をいただいており、お客様への商品説明や、営業ツールとしても大変重宝しており、これまで何度も商品をアップデートし使用し続けていただいています。さらにカタログのデザインイメージはフライヤーや広告、店内装飾等に展開されており、クロサワバイオリンのブランドイメージを形作るきっかけとなりました。広告についても撮影段階から関わることで、商品の魅力を引き出すことに成功し、売上に貢献しています。
【ギターカタログ】
1957年創業の楽器専門店「クロサワ楽器店」にて取り扱いされている、スペインのクラシックギター工房「ホアン・エルナンデス」と「アントニオ・サンチェス」の2ブランドのカタログを作成しました。それぞれのブランドイメージを意識し、「ホアン・エルナンデス」はブラックを基調にデザインしています。黒の世界の中で商品が浮かび上がっているような重厚感のあるイメージカットは、ハンドメイドギターの高品質、高級感をモダンに表現しています。
「アントニオ・サンチェス」はそのクオリティの高さの他に、プロから初心者まで用意された幅広いラインナップが特徴。「ホアン・エルナンデス」はそれとは対象に白を基調としたデザインにしており、ギターのある日常シーンや、ギターそのものが醸し出す空気感を演出しています。両ブランドの個性を出しつつ、ベースはシンプルでモダンなアプローチにすることで普遍的なデザインを目指しています。
両ブランドのカタログ共に、ブランドごとの差別化が明快で、それぞれの魅力を引き出せていると大変好評をいただきました。売り場でも、いままではクラシックギターのカタログ自体が普及していないこともあり、ツールとしてカテゴリーや特徴をわかりやすく伝えることができ、売上への貢献に繋がりました。