Gong cha

シーズナルビジュアル・SNS・デジタルサイネージ・メニュー・店頭POP・チケット・商品パッケージ
VI・プランニング・コンセプトワーク・アートディレクション・構成・デザイン・撮影・コーディネート・イラスト・動画作成

台湾での誕生以来、アジアを中心に世界でアジアン ティー カフェを展開するグローバルティーブランド「ゴンチャ -Gong cha-」。その日本法人であるゴンチャ ジャパン様からのご依頼で、シーズナルビジュアルやメニュー、商品パッケージやサイネージなどの制作を請け負いました。

【シーズナルメニュー キービジュアル】
台湾ティーカフェ「Gong cha」の店頭ポスター、SNS訴求用ビジュアル、また付随するメニュー等のツールデザインや動画を制作しました。
期間限定商品のプロモーションは、上質なお茶を日常的に、気軽に楽しんでいただく“Daily Tea Place”というブランドコンセプトを念頭に軸となる部分を大切にしながらも、各プロモーションで感じさせたい世界観や、茶種の特徴といった情緒面、スペック面それぞれの訴求が両立できているかを重視しています。例えば、日本茶ミルクティーのプロモーションでは、シンプルで洗練された和モダンを感じさせる絵作りとともに、茶葉の製法などのバックグラウンドとなる部分をいかにお伝えするか、プロモーションプランをディスカッションしながらSNSや店頭ツール等に展開しています。
冬季のプロモーションとなる「Ding Dong Gong cha!」では、プロダクト寄りの訴求とは打って変わり、ホリデーシーズンを意識したオケージョン寄りの打ち出し方に。寒い時期に温かいゴンチャのドリンクを片手に集まり一息つく、というコアイメージを膨らませ、色味や小物など、アジアンヒュッゲとでも言うべきミックスカルチャーの世界観で表現しました。
プロモーションごとの商品の魅力を引き出すことで売上げに貢献するだけでなく、ブランドのファン獲得という視点から、“ゴンチャらしさ”とは何か? ターゲットユーザーによりよく訴求するには? といった点を常に意識しています。

【台湾Summer デジタルサイネージ】
台湾伝統の花柄や鮮やかなブルーカラー、また大胆に配置された手書き風のロゴタイプが、夏季限定ドリンクに欠かせない訴求ポイントである「清涼感」と「ワクワク感」を印象付けるビジュアルとともに店頭サイネージ用のムービーを作成しました。
ムービーは、商品の見どころにフォーカスしたカットやドリンクが作られていく過程をストーリー仕立てで描いたシーンで構成されています。コマ取り動画の表現方法(ストップモーション)を取り入れることで、楽しげな雰囲気を演出しながら、使用食材についても紹介できるムービーとなりました。

【レジカウンター用 ホルダー式メニュー】
レジカウンターに設置するメニュー表のホルダーおよび、差し込みカードのデザイン制作・製造を行いました。
ブランドとしての強みでもあるものの、ともすると複雑に思われがちな注文時のドリンクカスタマイズ。訴求したいメニューの優先順位を整理しながら、カスタマーがスムーズに注文できるよう、分かりやすさ・選びやすさを重視してメニューを制作しています。視線誘導を意識して左上に一番目につく「期間限定商品」、その下に「レギュラーメニュー」、また右側3つは「サブ訴求メニュー」のポケットを用意しました。
ポケット式のホルダーは、マーケティングやオペレーションの視点からも大きなメリットがあります。従来のメニュー表では、期間限定商品とレギュラー商品の両方を一枚のメニュー表の中にレイアウトしており、限定商品の販売期間が切り替わるごとにすべて刷り直しを行う必要があるという運用上の課題がありました。大/中/小と3段階のポケットとすることにより、差し替え頻度の低いレギュラーメニューと各プロモーションを切り離すことができます。
例えば、販売期間の異なる複数の期間限定商品がある場合などにも、その都度全面的に作り変える必要がなくなり、コスト削減に貢献できたほか、3つの小さなポケットは差し替え用のカードを複数種用意することにより、周辺立地や独自施策など店舗ごとのニーズに合わせて自由に差し替えられるエリアとすることで、より柔軟なプロモーションを行うことを可能にしました。

【シーズナルメニュー スタンドPOP】
期間限定商品を訴求するスタンド式POPのデザイン制作・製造を行いました。期間限定のキービジュアルと販促ツールを連動させることで、店頭プロモーション全体での統一感を持たせることを意識しています。
「ぎゅぎゅっとピーチ」ではたくさんの桃を並べることで、また7周年を記念した「Queen’s Milk Tea」では、上品で装飾的な赤い背景を全面に敷いたデザインにすることでインパクトを持たせました。オリジナルの抜き型を使用し、立体的な自立式POPにすることで、省スペースながらも目を引くデザインに仕上げた結果、店頭で写真を撮られる方も多く、各店舗のオーナー様からもご好評いただきました。

【Gong cha MILK TEA TICKET】
ミルクティーの前売り回数券のデザイン。ゴンチャのフラッグシップメニューであるミルクティーをお得に楽しめるチケットでありながら、テクスチャのある紙に箔押しを施すなど「安さ」を売りにしない上品なデザインで、ゴンチャのブランドイメージを高めるツールにしています。

【パイナップルケーキ パッケージ】
鳳梨酥(ホウリンス)とも呼ばれる、台湾では伝統的なパイナップルケーキのパッケージデザインです。シンプルなサンセリフのタイプフェイスで商品名をデザイン。パッケージが白い和紙により中身の透過性がないため、パイナップルのイラストを配置しました。

【ギフトボックス】
様々な商品にマルチに対応できるギフトボックスです。ゴンチャブランドのオリジナルパターン5種を使用し、茶葉に見立てたフォルムでデザインしています。全体にモチーフを散りばめたレイアウトには、何気ない日常に楽しい賑わいを届けたいという想いを込めて作成しました。  

【テンテンドーナッツ パッケージ】
甜甜圏と呼ばれる、台湾風のドーナッツのパッケージデザインです。上部に英字表記の「TIAN TIAN QUAN」をシンプルにレイアウトし、漢字表記の商品名と組み合わせています。

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