ドットゼロのジュエリー・アクセサリー・時計業界のデザイン事例 | 東京都のデザイン制作・Web制作会社

ジュエリー・アクセサリー・時計業界は、取り扱う商品が高額な傾向があります。そのため、カタログやパンフレット、ホームページなどの制作物も高級感を演出したものが多くなります。しかし、価格帯によっては高級感を演出しすぎるとブランドイメージと乖離してしまい、ユーザーが離れてしまう原因にもなってしまいます。価格帯に限らず、ユーザーの年齢層や性別などでも演出方法は異なるため、ブランドのターゲットを深く理解することが求められます。
購入までの流れについて、アパレル業界では、直接店舗に行って試着し、オンラインで購入する流れが一般化しています。一方で、ジュエリー・アクセサリー・時計業界においてはパンフレットやホームページなどでブランドを認知してもらい、実店舗で直接商品を見て試着して購入する流れが一般的です。これは商品が高額なケースが多いことが要因と考えられます。だからこそ、ブランドや商品に興味を抱かせるデザイン表現と、実店舗に足を運びたくなる仕掛けが制作物には求められます。

また、商品単体の見せ方が重要なジュエリー・アクセサリー・時計業界において、写真撮影は必要不可欠であり重要です。イメージカットはブランドに沿った世界観をスタイリングを含め提案します。モデルを起用する場合は、キャスティングからヘアメイクやスタイリスト、ロケーションにおいては、ロケ地やハウススタジオの手配まで請け負います。さらにはユーザーの購買意欲を高めるため、カタログやパンフレット、ホームページなどの幅広い媒体で商品の色味やディテールが伝わる画像を用います。しかしながら、ジュエリーやアクセサリー、時計の写真撮影は、被写体に光沢があるがゆえ周囲の風景・物体の映り込みや反射に気を付ける必要がありますし、撮影後の高いレタッチ技術も求められます。ドットゼロは、業界特有の撮影難易度を熟知している経験豊富なカメラマンとレタッチャーをアサインすることで、妥協のないデザインを提供いたします。

商品の高級感や個性を演出するには、写真撮影以外にも様々な手法を用います。そのひとつに印刷加工があります。半立体で独特な艶を表現するバーコ印刷、ブランドロゴの表現に適したシルバーやゴールドの箔押しや特色印刷がそれにあたります。カタログやパンフレットなどの紙媒体は、見た時だけでなく手に取った時の紙の質感からも上質さが伝わるよう心掛けています。紙媒体に限らずホームページ制作も同様で、高級感やブランドの個性を表現は欠かせません。視差効果のあるスクロールの導入によって奥行きや立体感を出したり、マウスオーバー時のアクションをリッチにしたりと、視覚的な心地良さを体験できる様々な演出もブランドの印象を左右する要素となります。

また、ジュエリー・アクセサリー・時計業界で海外ブランドを日本で展開・販売する場合、日本独自での展開が本国のブランド規定によって難しい場合があります。そこで大切になることは、そのブランド規定を守りながらも、許される限り日本人の視点で魅力的に映るようリデザインすることです。その国で誕生後、確立されたブランド・世界観を守りながら、前述したデザイン表現や撮影の技術などを駆使し制作に取り組むことも私たちの重要な役割です。