ドットゼロの
インテリア・雑貨業界のデザイン事例Design of Interiors & Sundry goods
デザイン性と機能性のバランスを正しく表現し
モノの良さを的確に伝える
デザイン性と機能性のバランスを
正しく表現しモノの良さを的確に伝える
近年、あらゆる業界においてデジタル化が進んでいます。インテリア・雑貨業界も例外ではなく、今では店舗販売よりもECサイトでのネット販売が主流です。日常生活のおいて映画や音楽の印象が強いサブスクリプションサービスも、インテリア・雑貨業界でも始まってきています。気に入った商品を気軽に低価格でレンタルできるので、初期投資を抑えて空間をコーディネートできます。返却することもあれば、継続して利用しそのまま購入することも可能で、ユーザーにとっては魅力的なサービスと言えます。インテリア・雑貨業界でも、このようなサービスが今後の販売スタイルのひとつになっていくでしょう。
他方、店頭のカタログやパンフレットのように、アナログが活躍するシーンもあります。ページをめくる時の期待感や、⼿で触れた時の紙の感触はアナログでしか体感できません。デジタル化が進むなか、せっかくカタログやパンフレットを作るのであれば、紙だからこそ味わえる特徴を活かし制作することも重要です。いまだに需要があるからこそ、それを手に取る人を惹きつけるデザインが必要なのです。
インテリア・雑貨において、デザイン性と機能性訴求のバランスはとても重要です。機能性を重視しすぎるとデザイン面で興味を持たれず、手に取ってもらえません。一方で、デザイン性を重視しすぎると、興味を示したとしても購買まで至らなくなってしまうことがあります。
ただし、年齢層や性別、ライフスタイルによっては、機能性が多少低くてもデザイン性にプライオリティを置く人がいることも考慮する必要があります。どの層のユーザーに対して発信をしていくのか、ターゲットの特性を見定め、把握した上でのクリエイティビティが大切です。
最近では、商品をダイレクトに訴求しない方法も一般化してきました。ライフスタイルのなかで役立つ知識や情報のひとつとして商品を訴求することで、実際の生活で使用するイメージをお客様に持ってもらうことができます。店頭での展開でも、機能性を全面に打ち出すのではなく、実際に商品を使った際のメリットを打ち出す方法などがあります。ネットでの訴求も同様で、ダイレクトな広告に抵抗があるユーザーもいるため、アプローチの方法を考えていくことが重要です。共通して不可欠なことは、お客様の立場となり、どのようなメリットを感じて頂けるかということを熟考することです。
必要な媒体の代表的なもの
- 自身のスタイルに合わせ商品を的確に探せるECサイト
- 商品の魅力を伝えるカタログ
- 興味を抱かせるパッケージ
- 商品の特徴や魅力を引き立てる店頭ディスプレイ
- ブランドの世界観を伝えるホームページ
デザインを構成する大切なポイント
- ターゲット層の的確な選定
- ターゲットのライフスタイルに沿った訴求と提案
- ブランドを効果的に告知するための戦略
- お客様視点に立った商品訴求
- デザイン性と機能性の訴求バランス