ドットゼロの
ゲーム業界のデザイン事例Design of Game industry
ゲームの魅力を最大限に引き出し
ワクワク感を増幅させるデザインを
ゲームの販売経路として、オンラインで購入するダウンロード版を利用するユーザーが増えてきており、店頭でのパッケージ版の販売数は減ってきました。一方で、親が子どものプレゼントなどで購入する際には、子どもと一緒にゲーム販売店や玩具コーナーに行き直接手に取り選ぶことが多いことから、期待値を上げるゲームの商品パッケージや売場づくりなどの販促物は今でも大切です。
実店舗をはじめ、ゲームの制作物には商品パッケージや取扱説明書、店頭販売用什器、特設サイト、ティザームービーなどさまざまです。そして全てに共通することは、ゲーム自体の世界観を表現しながらプレイしたくなるようなワクワク感の演出をすることです。
店頭での商品パッケージの需要は、冒頭で述べたように今でも根強くあります。パッケージ自体がそのゲームを表現するビジュアルとなるため、最も重要なクリエイティブともいえます。思わず手に取り、プレイしてみたくなるような興味を引くビジュアルやキャッチコピーがパッケージデザインにおいて重要です。
また、パッケージ版に同封される取扱説明書に関して、紙の冊子状の説明書は減り、今ではオンラインへ誘導するケース(オンラインマニュアル)が主流です。マニュアルとして掲載する内容は、ゲームの操作方法だけではありません。ゲームのストーリーやプロローグ、キャラクター紹介などこれからプレイする人の期待感を膨らませる内容を盛り込むことが必要です。
期待値の高い新作やファンが多い人気シリーズの店頭販売用什器では、特設コーナーを設けることもあります。商品の陳列だけではなく、ゲームのデモ映像や立体POP、切り抜きボードなど、人を引き寄せ購入を後押しするアイデアも重要になります。
ほとんどのゲームでは、発売前から特設サイトを設けます。サイトのコンテンツとデザインにゲームの世界観を盛り込み、Webならではのアイデアで展開します。また、特設サイト内で展開するティザームービーは、期待感の溢れる内容を短い尺の中で表現することが重要です。一方で、ネタバレにつながるような内容を含めずに特徴や魅力を伝える必要があります。
制作する販促ツールによっては、ゲームの世界観を表現するためにキャラクターや背景の合成やレタッチ技術が求められます。そして、全ての販促ツールに共通することは、元となる原作がある場合はその魅力を守りつつゲームとして期待感を演出し、オリジナルの場合はゲームとしての世界観を打ち出し期待感を抱かせることです。ゲームをプレイするユーザー目線に立ち、コンテンツを把握し的確にファンの心を掴むことが大切です。ドットゼロでは、コンテンツの魅力を最大限に引き出しデザインすることを心がけています。
必要な媒体の代表的なもの
- 原作やオリジナルの世界観を表現した商品パッケージ
- 万人に理解しやすい取扱説明書(オンラインマニュアル)
- 人を引き寄せる店頭販促什器とツール
- 購入を後押しする特設サイト
- 期待感を抱かせるティザームービー
デザインを構成する大切なポイント
- ゲームの魅力を最大限に演出するデザイン
- ファン層に対する的確な理解
- ファン心理に刺さるツール制作
- コンテンツを理解したキャッチコピーとビジュアルメイク
- 世界観を引き立てるレタッチ・合成技術