ドットゼロの
金融業界のデザイン事例Design of Financial institution
明快で堅牢なクリエイティブで安心と信頼を
金融機関のデザイン制作に求められるものは、何よりも信頼感・安心感です。信頼感を訴求するためには、企業の情報をブランディングに則って整理し、正しくターゲットへ情報発信をすることが求められます。金融機関は、大きく銀行・証券会社・保険会社の3つに区分されており、全てに共通して言えることに扱う情報量の多さがあります。そのため各サービスの情報を整理し、顧客の理解を助けるためのデザインが求められます。ユーザーのペルソナやカスタマージャーニーマップを活用し、UX(顧客体験)を意識しながら情報を整理することにより、効果的にUI/UX改善を図ることができます。
銀行のデザイン制作は、ターゲット層が老若男女を問わない幅広い層になるため、デザイン制作においても文字サイズやフォント、カラーなど利用者目線で設計しつくりあげる「インクルーシブデザイン」であることが求められます。また、ATM案内や外貨預金、金利手数料、為替情報、投資信託など、個人向けから法人向けまで多くの情報があるため、情報設計の難易度は高めと言えます。
証券会社も銀行と同様に、情報量が多い特徴があります。商品やサービス内容が複雑になってしまう傾向があるため、分かりやすく紐解いた動画作成も手法のひとつに挙げられます。また、為替や株の情報も必須であるため、情報の高い更新頻度も求められます。お客様サポートの充実を図るなど、ユーザー目線に立った媒体制作を心掛ける必要があります。 保険会社では取り扱うサービスごとに、さまざまな商品が複数のプランで用意されています。何よりも求められるのは、その保険を利用したいターゲットに合わせた「分かりやすさ」です。銀行や証券会社に比べて乗り換えの自由度が高いため、競合他社との差別化も重要になります。商品のメリットを的確に伝え、契約に繋げるための理解度を高めるデザインを設計することが必要となります。
金融業界は信頼が最優先される業界であることから、商談時にはオンラインよりも、人と接するオフラインのやり取りが重視される傾向があります。そのため、ライフプランナーの説明を分かりやすく補足するための営業販促ツールなど、オフラインにおける制作物も必要となります。
このように金融業界ではサービスを利用するユーザーを意識し、「体験をデザインする」という視点を持った上での情報や導線の設計を行うことが求められます。また、窓口訪問や問い合わせから契約までのフローをひとつの体験と捉え、そのフローの中にある課題を探してプロトタイプでテストを繰り返し、改善することが必要です。ドットゼロでは、オンライン・オフラインそれぞれでユーザーが接する場面を想定し、その都度効果的なアプローチを検討する「UX」の視点を取り入れてデザインしていきます。
必要な媒体の代表的なもの
- 顧客体験ファーストなホームページ
- シーズン毎で異なる広告
- 安心と信頼を与えるCM
- サービス内容を明快に伝える商品パンフレット
- 親近感を与えるキャラクター・モデル
デザインを構成する大切なポイント
- ターゲット層の的確な選定
- 第一印象で安心感を与えるクリエイティブ
- 競合他社との違いや優位性
- 映像やイラスト表現で万人に伝えるコンテンツ
- ターゲットの目的に沿ったUI/UX設計