ドットゼロの
アパレル・ファッション業界のデザイン事例Design of Apparel & Fashion
トーン&マナーを汲み取り そのブランド唯一のオリジナリティを
トーン&マナーを汲み取り
そのブランド唯一のオリジナリティを
EC通販サイト(オンラインショップ)でのツールの充実や利便性をきっかけに、店舗で実物を見てネットで購入するという流れが一般化してきました。それに伴い、アパレルブランド自体のあり方も変わってきています。
ファストファッションのように「安く大量に生産して売る」という販促方法にも陰りがみえはじめ、アパレル業界も転換期を迎えています。またデザインや機能性のためなら、安くなくても特定のブランドを購入するというユーザーも一定数出てきました。
これまでは、有名ブランドを身にまとうことで「自分自身をそのブランドで表現」する傾向がありました。しかし現在ではあくまで「自分自身を表現するためのツール」として、ブランドを身に着けるスタイルへと変化しています。ファッション自体の流行り・トレンドの移り変わりももちろんですが、ユーザーのスタイルの変化に伴う消費の多様化も意識して捉えておく必要があります。
さて、デザイン面においてアパレルブランドの広告塔となるモデルを起用した撮影はとても重要です。撮影する際には、ブランドイメージに合ったモデルの選定が必須になります。またクライアント、モデル、カメラマン、ヘアメイク、スタイリストを取りまとめるマネジメントも求められます。撮影においては、限られた予算と時間のなかでも、最大限のパフォーマンスが発揮できるように心がけています。近年では、予算縮小の関係で撮影日程に余裕がないことも多く、写真撮影とムービー撮影の両方を一日で行うこともあります。
アパレル業界では、ブランドのトンマナ(トーン&マナー)を汲み取ったうえで制作物に反映させることが重要となるため、そのブランドへの理解や見せ方の創意工夫が求められる傾向にあります。その専門性の高さゆえ、私たちのようなクリエイティブ業界において、アパレルに精通していないと参入が難しい業界とも言えます。ブランドを表現する世界観をはじめ、差し色の使い方や文字要素の入れ方においても絶妙なバランスを求められることが多く、より専門性を要するクリエイティブと言えるでしょう。
必要な媒体の代表的なもの
- ブランドの世界観を伝えるホームページ
- 目的の商品を的確に探せるオンラインショップ
- サイトやサイネージで活用できるブランドムービー
- ブランドの魅力を伝えるカタログやパンフレット
- ブランド告知や入店を促す店頭ディスプレイ
デザインを構成する大切なポイント
- ブランドを効果的に告知するための戦略
- リピーターを生み出すための戦略と施策
- アパレル業界に特化したデザインの専門性
- ブランドの世界観を創出する画像・動画撮影
- ブランドの個性が伝わるキャッチコピーやメッセージ